波ばか日記98・11月


11月のベストスコア

11月26日(木)プレジャー 120点

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[11月1日 (日)晴れ]

今日は浜ちゃんと一緒。奥さん同士も合流して一緒に昼食を取るということなので落ち着いてできる。

プレジャーに11時に到着。サイズはセットで頭くらいの感じでばっちり。コーフンするなー!!速攻で着替える。悩んだ挙げ句6’8の板で入ることにする。結果的にはこれが大正解。

天気もばっちり晴れ。気分良くパドルアウト。久しぶりのスーアピークだ。人数は約25人。セットがマッシーで崩れにくいのでインサイド側で待つことにする。

セットイン!!きたきたって感じ。インサイドでテークオフするとまったりした感じ。数本乗って感じがつかめた頃沖からグワーンとでかいのが入ってきた。それも得意の北うねりと見切って沖にパドルするのをやめ、引き付けてから全開でパドルしドロップイン。

下にいた2人のサーファーが目に入ってこけらんないなーなんて思っていたけど、割れて下がボッコリほれてきたところに飛び降りた感じだ。マーベリックスのテークオフのようにレールで着地するイメージでテークオフ。これが自分でも驚くほどばっちりきまり、そのまま加速して深くボトムターン、少し合わせてからインサイドの浜ちゃんに手を振って、インサイドのショルダー側にカットバックしてスープに板あてて、今度は上から加速してインサイドでウオールをかっとんだ。

後で浜ちゃんから聞くと頭半くらいあったそうで、私とはまったく別人のように見えたというくらい上手く行った。これが今日のベストテークオフ。

お昼を境に人がぐっと減り約10人くらいになって、同時にセットの入り方もえぐいものになっていた。セット間隔は4,5分くらいで一回5本くらい。サイズは2本目が大きく頭半くらい。こんなのだから、インサイドでパドルしているときにセット食らうと「ふう」という感じ。特にシーズン初めなので波が大きく見える。

セットの1本目をみんなが見逃すのを発見して、二発目に向かってみんながいっせいに沖にパドルするのを見計らって一発目をテークオフ。これが結構良い波でショルダーはってて、少し走ってから波が立ってくる。ここで一気に降りてみたりリップの上をかっとんで見たりとなかなか楽しい。これが今日のベストライド。

パドルの距離が長いせいか?へとへとになっているとき、テークオフに失敗してブギーボードをしてしまい、インサイドにいるときセットイン。

私の6’8は厚い板のためスープのドルフィンが効きにくいという問題がある。一発目のドルフィンでやはり巻かれた。もう、上がってしまおうかと思ったが、巻かれて上がってはイカンと思い直し最後の力を振り絞って何とかチャンネルまで戻った。少しずつ体を作っておかないとこれからのシーズンは迎えられない。

浜ちゃんが上がったのを見て、次の一本に集中することにした。風は午後のオンショアに変わりつつある。

ジャンクのセットを2本見送り、形の良い3本目を狙ってパドル開始。他は誰も行かないみたいだ。落ち着いてスロープを降りながらシーズンインを痛感しながら今日の最後の一本を楽しんだ。

2時間しかやらなかったが、車が運転できないくらいやった。浜ちゃんに運転を任せて、バーキン食べながら帰宅した。2時すぎに家に着くとスーパーベィビーが迎えてくれた。家のやつも機嫌が直っていてGoodだった。

そのあと、ビールを飲みながら名作フリーライドを浜ちゃんと見た。良い週末だったなー。

[自己採点]頭半のドロップインは気持ちよかった。実力の割に乗れたので 95点


[11月7日 (土)ストーム]

今週は潮回りからいっても朝一OKということでタイマーを4時45分にセットして眠いところをがんばって浜ちゃんに5時半に集合。家を出たときは微風だったのが浜ちゃんちのあたりでは暴風状態。

突然浜ちゃんより、究極の選択を迫られる。

モントレーいくか?サンフランシスコいくか?どっちにする?

強い南風が吹いていてできないんじゃないか?ということだった。私の頭の中には家のあたりで南風が吹いていてもプレジャーのあたりは影響を受けていない日があったのを思い出していて(これを、夢男と呼ぶ)一応プレジャーをチェックしてからイキタイという気持ちになっていた。

気持ちの整理がつかなかったので、まずガソリンでもいれるかというとき、スタンドでも嵐の様相になってきてとりあえずサンフランシスコに向かうことにした。サンフランシスコまではここから約100km、目的地はサーファーマガジンなどにも出てくるゴールデンブリッジ下のフォートポイントだ。

嵐のような南風はゴールデンゲートブリッジの陰になり、またぴったりオフショアになるためベイの中はきれいな面をしていた。一見するとフラットなのでなーんだ、うねりないか、と思いながらも車を進めていくとセットが入ってきた。

うねりはそれほど強くはないが、カレントと岩に押し上げられるようにして頭くらいのサイズでブレークしていた。一見して下はぼこぼこに岩がある事が分かる。すごい不気味なブレークだしリップも分厚い。しっかし、暴風雨で岩でウルトラリップでカレントばしばし、おまけに寒いときて、ほんと北カリフォルニアのサーフシーンはハードコアだ。

少し回りを歩いてみると、橋の真下ではオンショアばりばりになっている、これでカレントがないわけない。仮に入れたとしても今度は上がるところがない。明日の朝刊に"Japanese surfer killed in the storm" なんて書かれないように、30分くらい眺めて帰ってきた。

帰りは前が見えないくらいの雨と風だった。こんな日はおとなしくしないと駄目だ。でも、浜ちゃんの分析能力の高さには驚いた。え、もしかして俺がタコなだけかな?

[自己採点]ポイントチェックする気にもならなかった 0点


[11月8日 (日)晴れ]

ほんとは今日はいってはいけない感じだったのだけど、昨日もできなかったのでストレス丸見え状態にして、朝一いっていいよということに。昨日の晩酒飲んで遅かったが、5時半発、ぶっ飛んでいったので明け方にはプレジャー着。

ついたとたんにマークを発見。「昨日はぐしゃぐしゃだったけど、今日は面が整っている」とのことでポイントチェックもせず、速攻で着替えて入った。

雲が多いながらも晴れ間が見え、ちょっとたるめの肩から頭くらいのセットがブレークしていた。スーアピークに人4人。マークとマーティーとジェームスというロングのおやじとノーズライダーおやじ一人と私。ちなみに今日は6’8のボードを選択。

もったいないことにセットは7本くらいあって、波数のほうが人数よりも多い!

セットの一本を捕まえてテークオフ。テークオフのときにはボッコリほれるくせに、ワンターンするとその後はまったりして肩がなくなってしまう。でも良く見ていると三本に一度くらいインサイドまでつながる波がくる感じ。

それでセットが入ってきても良く吟味して波を選んだ。ちょうど沖にはマッシーなピークが見え始めた。奥から乗ろうと右奥にパドルアウトしてかったるそうな波をやり過ごし、大きそうな3番目くらいをテークオフ。結構気分良かったなー。中盤かったるくなるものの一応1stピークの近くまで乗り切れた。マークにも「今のは結構良かったんじゃない」といわれた。

潮が上げてきて、時間とともに悪くなる。良かったのは入って40分くらいだけ。後はサイズもダウンして肩も更になくなり今日はこんなもんだろうと1stピーク経由で上がった。

着替えていつもの肉シュウマイをと、プレジャー前の店に入ったら内装工事をしていた。あの中国人夫妻は店を売りに出していたが、とうとう売れてしまったようだ。コーヒーもちょっとしゃれた「サンタクルーズブレンド」かなんかになっちゃって、白ブタみたいな店員が暇そうに店番やってて、なんかしっくりしない。ちなみにコーヒーは1$でした。

時計を見るとまだ、9時15分ということで、オニールに寄り道。

じゃーん、ここでついに私はガンを購入。1シーズンずっと探していて最後にはラスティーの7’6のガンが買ってくれって私の方を見ていた。シェープもラスティーだし、今の6’8の感じからピンテールでドロップしやすくなっていれば良いと判断した。このボードを見ているだけで腕立てする気になる。合わせて買ったガン用のパワーコードがぶっとくて恐い。しっかし、うれしー。

[自己採点]人数が少なかったが、時間的にはできなかった 75点


[11月14日 (土)晴れ]

金曜日仕事が忙しくて寝たのが夜中の2時になってしまい、タイマーをかけておいたのだがやはり寝坊してしまった。起きたら6時ではないか。

今週は朝が上げいっぱいで7時で5.0。明日は出張で行けないことと、今日は子供の面倒を見る約束をしてしまったので、短い時間でもいいから入りたかった。本当は暗いうちに入っちゃおうと思っていたのだけど...仕方がないけど時間がないので支度してそのまま海へ。

うねりがあれば、上げいっぱいでもブレークしているのではないかと思うとやけに急がないと行けない気がしてきた。今までもこんなにかっとんで行ったことがない、というくらい飛ばし30分でプレジャーに到着。

スーアを上から見ると、いつものメンバーが5人くらい沖でセット待ち。上げすぎでたまにしか入ってこないが肩くらいのセットは結構入っている。

波のサイズからいうと6’4で入るところだが、今日は買ったばかりのガンの筆おろしをすることにした。なにせビックウエーブではじめて使うんだと、どこまで信じて良いかわかんないもんね。

気分は初デート。今は5枚ボード持っているので結構俺って浮気性かな?サイズがあまりないのでガンを持っていると気づかれないようちょっとおとなしめにパドルアウト。

やはり幅が狭いので、いつもの6’4や6’8とは感じが違う。途中ドルフィン一回、お、結構ドルフィンが効くなー。これなら一緒にもまれてもやっていけそうだ。

みんながかなり沖にいたので乗り損ねたセットをキャッチ。サイズは肩くらいだったがテークオフ後のっさっくり割れるところも上からどーんと降りていける。テールが薄いのとピンテールのおかげで去年味わったガンらしい特徴がまた確認できた。ターン性も去年借りたボードよりも高い。ということは、ちょっとこけやすいかな?板が長いせいもあり、こんなんだと競争力が上がる。いつもだと取れない位置からテークオフできるのでなんかのりのりののり太郎になっていた。

8時を過ぎて潮が少しずつ動き出し、セットも形が良くなってきた。そこで頭近いセットをGet!

あまり掘れる波ではなかったが、ボトムターンのときの感じといい途中の波が立ったときの挙動といい一応満足できる感じ。

8時半に最後の波を捕まえて、上がった。実質1時間半しかできなかったが、それなりに楽しめた。最後は41stドーナッツでコーヒーとドーナッツを買い、17号を家路についた。青い空の下、ハイウエーのドライブ自体までもが気持ちよかった。

[自己採点]フィール・ソー・グッド 78点


[11月15日 (日)曇り]

<浜ちゃんによる波ばかの代筆>

今日は朝飯をゆっくり食べて、9時に家を出発。ロングボードを持っていこうかどうかさんざん悩んだ挙げ句、ロングボードは持っていかずに北に向かう。

昨日、プレジャーで結構いやな思いをしたので、サンタクルーズには見向きもせずまっしぐらに北に向かった。風はほとんど無風(10時ごろ)だったので、期待値も高まった。

サンタクルーズを迂回してハイウエイ1号線に入って遠くに海が見えると、結構うねっていたのでなおさら期待値が上がる。しかし、4マイルには車が2−3台しか止まっていない。Davenportで1ストップして、ここからチェック。ビーチから見て、右の方に頭ぐらいのセットが入っていたが、人は入っていなかった。左側は3人ぐらいで、どこも悪かったらここに入るという事にして、さらに北に向かう。

いつもはずれるScotts Creekも右側に頭半ぐらいのレギュラーが入っていて、心臓はバクバクしてきた。人は4−5人入っているだけ。しかし、ショルダーがちょっとたるそうなので、念のため何回も行っているWaddel Creekに向かった。崖の上から見ると、北うねりだがグーフィーがきれいにブレイクしていたので、速攻で着替えてビーチまで走った。

サイズはオーバーヘッドから頭半ぐらい。人数は4人。天気はやや曇りで不気味な感じだった。最初はグローブをして入ったが、どうも滑るので一旦上がって、グローブをとって入り直した。ここのブレイクは頭を超すと思ったより掘れあがり方が速い。パワーもスーアより強い。

1回目のテークオフは頭ぐらいのやつで、速くて抜けられなかった。2回目はオーバーヘッドで、急に掘れあがったので、最悪のワイプアウト。トップから波のフェースでバウンドして巻かれた。運が悪かったのは、ここでパワーコードが切れてしまったこと。波はどんどん来るし、右には強いカレントがあるしでヒーヒー言いながら泳ぎました。もちろんスペアのパワーコードなんてないんでここでリタイア。

その後、アローサーフショップでパワーコードとブーツも新しいものを買って、12時から通称「奥様ポイント」に行きました。サイズは肩ぐらいだけど、地形とうねりの方向が良かった。波質は日在、地蔵、または昔の大原みたいな感じで長くはないが波にパワーがある。引いているとき(引きすぎはだめ)が良くて、ここしばらくは要チェックでしょう。ビーチの左側も地形が良くなっていた。

今日は泳いで疲れたっす。


[11月22日 (日)晴れ]

今日は私の34回目の誕生日。

日の出ちょっと前のプレジャーに着くと、真っ暗な中”グオーッ”とすごい音がする。チェックにいくとスティーブとジムとマークがいた。

結構すげーな、みたいなことを言っている。ぱっと見にはオーバーヘッドは確実。

着替えて、新調したガンを携えスーアの前の階段から海に向かう。誕生日なのになぜか人生が終わってしまうような気がする不気味さだ。インサイドまで結構真っ白になっているのでロックビューに近いところから慎重にパドルアウト。誰もいないスーアに一番乗りだ。

結構沖まで出て、様子を見ながらポジションを決める。ここまでアウトで待つのは久しぶり。マークがアウトに到着した頃に一発目のセットが入る。マークがアウトに逃げていくのを見ながら引き付けてテークオフ。で、でかい。

オフショアでリップが後ろ向きにちぎれるのよりも少しだけ早く立ちあがり巨大な滑り台を落ちていく。ピンテールが確実に硬いフェースを切り刻み、長いスロープを目一杯降りてからボトムターン。ちょっときつめにトップターンして再びハーフパイプのように整った スロープを降りていく。

アップスーンして走っていくと1stピークでテークオフしようというロングボーダーの前でクローズアウト。プルアウトするときの段差もビックウエーブならではだ。

おお、神よ、これはひょっとしてバースデープレゼントかな?

今日は引きいっぱいが5時半で3、上げが11時半で6という最悪な潮回り。そのせいかセットの間はちょっとかったるくて、みんなであっちこっち移動しながらセットを待っていたその時だった。

沖が暗くなって、セット到来。3人で沖に向かって必死にパドルしているとき真ん中にいた私は途中で向きを変えた。ジムがゴーゴーと行っている中必死にパドルしてなんとか捕まえた。このあたりがガンならではの感触。マッシーでグラッシーな長いスロープを再び落ちていく。頭の中は真っ白。

いつもならインサイドにチューブのセッションがあるが、今日は上げすぎでバツ。このあたりは波のトップのところでアップスで加速してひゅっと抜けてインサイドまで。今日はスプレーばしばし飛んでいたんじゃないかな?絶好調

再びパドルアウトすると、マークが「ダブルあった?と聞いてきたのでひとつ半と答えた。ジムは指でつくったガンで私を打ち抜いた。You did it!の意味だと思うんだけど、粋なおやじだ。

こんなのを4、5本乗った頃から潮が上げすぎてブレークしなくなってきた。1stピークに移動してみるとショートの若者ががんがんドロップしていてなかなか取れないし、セットはアウトからロングが取るしで、30分ほどしてまたスーアに戻った。途中セットを何回か食らったが、この板はドルフィンもばっちりだ。巻かれかたも自然な感じ。今まで出会った板のどれよりもフィーリングが合う。こんな訳ででかい波をやるのに必要な板との信頼関係は早くも出来上がった。じつはこれ、34歳の誕生日のプレゼントなんだよな。

スーアに戻ってみると依然セット待ち状態。人数は7、8人といったところ。

なかなか来ないセットを待ち切れずインサイドでブレークする波を狙っていたときだった。アウトにダブル+のお化けが入ってきた。アウトでやり過ごすサーファーを見て、「パイプラインみたいだなー」なんてのんきなことを言ってうちに、逃げる場所がなくなってしまった。息を吸ってボードを投げて潜ったが、インサイドのカレントでトリプルアップ(ちょっと大袈裟)したのをもろに食らった。長いかなと思ったが20秒ぐらいで出れた。スーアのインターバルはなめたらアカン。

なかなか、乗れるのがこなくて「こねーなー」とマークに話し掛けると、「おまえはもう結構良いの乗ったから良いじゃん」と言われた。そーいえば、マークはやきとりモードに近いな。

そんな時肩頭くらいのセットがきてマークは気持ち良さそうにテークオフしていった。私は次の波に乗って上がった。へとへとだった。時計をみると3時間が過ぎていた。

[自己採点]♪オーシャン・ブリーズ♪ 誕生日のツキがあった 97点


[11月26日 (木)くもり 時々 晴れ]

アメリカは今日からサンクスギビングの4連休。やけに出張が続きとても外出する気にならず我が家はどこにも出かけないので、週末のように一人海に向かった。それも寝坊して6時半の出発だ。

プレジャーに着くと、またまた”グオーッ”。回りはガンを持ったハードコアなやつばかり。小走りでスーアの階段から海をみるとオーマイゴッド!ストームライダーのイントロみたいに荒れ目の海に、5、6人のサーファーが沖でセット待ち。スーアと1stの間ダブルから2つ半のすごいのがブレーク、スーアのインサイドはスープの山。

いつもイケイケの私も一人だしちょっと弱気。「おーこわー」とつぶやきながらもう一度1stピークから眺めていると、なんとマークが1つ半をテークオフ。あ、何だ仲間がいたのか、とちょっと勇気づけられた。それでまたスーアに戻りセットを観察。カレント探しとパドルアウトの作戦を立てる。何とか出れそうな気分がしてきた。

着替えていると、スーアで会うおじさんショートボーダーが、「おまえ入るの」と聞いてきた。このおじさんは私と技量がほぼ同じなので(と思っている)おまえ大丈夫?と聞こえたが、「行くよ」とだけ返事した。で、パドルアウト始めてすぐドルフィン20回、そこで運悪く沖が真っ暗、私も目の前も真っ暗。信じられないくらい沖でお化けが爆発。文字どおり山のようなスープが列をなして私にめがけてくる。やっぱりむりだったかな?なんて考えが頭を過ぎる。一応ドルフィンを試みるがこんなに!?というくらいめちゃくちゃに巻かれた。ピークまではまだ半分あるというのに、やはり止めたほうが良いかな、なんて気になっていた。

岸を見ると上がるのも結構大変そうなのでもう一度沖を見ると、お化けセットの後のなぎになっている。で、これを機に一気にパドルアウトする作戦にした。肺が苦しくなるまで思いっきりパドルしてアウトへ。

こんな気持ちで沖に出てもしばらくは何もできない。しばらくスーアの沖でうろうろ、1stピークのほうにパドルアウトしていってやっと自分のポジションを決められた。次のサーファーがスーアに行ったとき、回りのみんなが「自殺者が出たぞー」といって騒いでいた。今日は1stピークとスーアの沖からのテークオフ以外手がない感じだ。

ロングボードではこのサイズだとパワーコードは持たないらしい。ワイプアウトした順にパワーコードを切って上がっていった。一発目のオーバーヘッドの波をメークしてパドルアウトしているときノーズライダーが流れてきたので捕まえてコードをくわえて引っ張っていってやった。泳いできたサーファーにI saved your swiming time.と言いながらボードを渡すと Oh! you saved my life. と言っていた。あの環境でリーシュが切れたら結構やばい!!オフショアで飛ばされる、大雨のような波沫を浴びながらそう思った。

さて、最初はチキン(びくびくしていて弱気なこと)な状態だった私も、だんだん場になじみドロップを決めはじめた。ガンは絶好調!、一発メークするたび自信がつき3本くらいの1つ半をドロップした。どれもテークオフのスロープは長く、硬く、ボトムに降りるときにはスキーのアイスバーンを直滑降しているようになる。大きいターンを心がけてでかい波を上下にフルに使うことを考えていた。自分のレベルにしてはターンの切れは最高になってきた。

多分、8時くらいだったと思う。一番アウトにいた私のところにどう見てもダブル+のセットが巡ってきた。今日記を書いていても手のひらに汗をかいてしまうくらい緊張したが、うねりがWNWから入っていたこともあり、以外にまったりしたブレークだったのでGO。シーズン初めでもありダブル+はすごい迫力だ。気分は2回の屋根から飛び降りる感じ。

しかし、このガンは私の希望どおりの動きをしてくれる。リップを浴びながらのテークオフになってしまいながらも、気分はマーク・リチャードのチューブライドみたいなところを狙う。

後ろからエンジンで押してもらっているような感じのパワーがある波で、1stピークを通り過ぎちょっとしごいていると、2ndピークのところでまた掘れあがって良い形になった。ここをアップスーンで加速しながら通り過ぎていくと、今度は38thのサーファー達が目に入ってきた。少しかったるくなってきたが、どこまで行けるかに挑戦することに決めた。

たるめの波をパンピングしながらインサイドに向かっているとオニールの家のあたりでまた掘れてきた。ここで肩くらいの感じ。今日はカレントがないせいかいつもチューブ巻くところはちょっとまったり、でも気持ちよく走るには十分。インサイドでロングボーダーがテークオフしようかというところを後ろから追い抜き、最後には38thの階段のところまで乗り継いでしまった。

距離にして500mはあったのではないか?文句無しの私のロンゲスト・ライドだ。にこにこしていたらパドルアウトしているサーファーが首をかしげていた。

その後は、永遠に続くパドルアウト。15分パドルして小便休憩。また15分パドルしてカレントチェック。多分40分くらいはやったかな?スーアローカルに顔が見えたときはさすがにうれしかった。

この頃には潮が上げすぎでブレークもピーキーになっていた。ダブルでピーキーとなるとこれは手のつけようがない。お手頃サイズと思えたオーバーヘッドを捕まえて上がった。

2時間半で6本メーク。もう腕も上がらない。でも、気分は最高に乗っている。去年コスタリカに持っていたサンタナのテープをボリュームがんがんにかけながらHWY17をかっとんで帰宅した。

あまりにも気分が良かったので、家のやつに長年探していた宝石箱を買ってプレゼントした。

[自己採点]もまれたので鼻がぐしょぐしょ、でもOK、最高の一日だった。 120点


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