皆様にご愛顧いただいた波ばか日誌もカリフォルニア編は今月が最後になってしまいました。
来月から日本に戻ることになったからです。戻り先は、海なし件の埼玉!
最後まで波を当てるべく、がんばっておりますので応援よろしくお願いします。
[10月2日(土)鉛色の空]
今日はゆういちさんと朝6時家集合。
プレジャーにつくとこれはロングでないときびしそうな感じ。うねりはあるのだが朝一は上げで4.5、小潮で潮も動かない。サイズ的にもひざ腰マッタリロング向き、フックも同じカンジ。
急遽奥様もチェックするが、インサイドでビーチブレークの腿。これではイカン、と言うことでドーナツ屋に寄ってから、駄目元でワドルをチェックすることにした。
風も吹いている気がしてどうかな?と不安でいっぱいだったが、着いてみるとうねりはしっかり入っていてブレークもきれいだ。風の影響も思ったほどではない。
うっきー!っと小走りで車に戻り着替える。
入ると6人ほどローカルばかりが入っている。キアヌリーブス似のグーフィーフッター、マクガイアとその仲間、黄色のボードのおじさん、若者2人といった面々。
こないだ刺さりまくりでひどい目にあっただけに、今日は慎重になっていた。
今日はじめてのテークオフ。グーフィーできれいに割れている。すべてスローモーションを見ているように旨くいっている。なんか力の抜けた良いカンジのテークオフだった。少なくても刺さりぐせのついリハビリには特効薬のような一本。
サイズ的にも胸から肩、といったところでメローなカンジ。こないだのハードコア・イメージとは随分違う。しかしながら面つるでブレークはビューチフル!。
ゆういちさん、がテークオフ。グーフィーのターンが美しいのは依然奥様ポイントで実証済みだったが、ものすごいリッピングを披露してくれた。凄い。
調子でない、とのことだったが、見ている限りでは時間の経過とともに切れ味が鋭くなってくる。裏から見ているとすごい!の一言。
私は、というとドロップの本数は多いものの、相変わらずのっぺりとしたライデイングになってしまっていた。まー、今日は刺さらないことと、グーフィーの練習ができているという点では満足すべきだった。
その頃ちょっと潮が動き出してコンディションが悪くなり、みんな上がり始めた。するとゆういちさんが、「あいつら、アガルトハイルの法則知らないな。」と言った。やはり波ばかは日本語なので読めないのであろう。
キアヌリーブスとマクガイアとゆういちさんと私になったころ、レギュラーがちょっと入り出した。弱々しいブレークが多い中、チューブセッションが現れた。
狙ってみるが、ぜんぜんチューブにならなくて残念。しかし、レギュラーは比較的きれいに乗れてレールを広く使って走れた。
さて、マクガイアも上がった。キアヌリーブスも最後のセットを取りあがった。おー、俺達二人だけアルネ!
潮が動いてからコンディションは復活してセットが再び入り出す。まさにアガルトハイルの法則の通りである。メローな波、取り放題乗り放題、仲間と二人。まるでエンドレスサマーモードで、ここはコスタリカか?と言いたいところだが、空は鉛色、板は長いし、フルスーツだし、水は冷たいし、サメもいる。
うーん、これがサンタクルーズのサーフィンだ。神様がくれたスペシャルプレゼントを満喫しながらそう思う。
ライディングがどうの、ポジションがこうの、という世界ではなくなった。いよー!いくよー。いいぇーい!! おーっリッピングひゅーひゅー、おーっ、名人いけるかなー!ひゅーひゅー、みたいな乗りを30分くらいやって、風がそろそろカルメン(車で待っているゆういちさんの奥さん)待ってるよ!と教えてくれるまで楽しんだ。
めっちゃ!楽しかった。
帰りに遠藤さんの携帯に電話すると!「遠藤でーす!プレジャーは波小さいでーす!」ということで波を当てた私たちはさらにご機嫌!
このままシルベッサポイントで宴会やりたいところだが、帰国前の買い物があるので我慢した。でも、満足度が高い貸し切りサーフィンが出来て本当に良かった。
実は、このナイスサーフィンの影には、山健のサポートがあるのを忘れてはならない。ベビーシッターをしているそうで、ごめんね健さん。
[自己採点]皆様のおかげです。88点
[10月3日(日)今日も空は鉛色]
昨日の波ばかを下書きして、今日は一人で朝6時半出発。
どこにいこうか迷いながらも、昨日の良い状態が忘れられず一人でワドルにいくか決めかねていた。そこで、オニールサーフショップの波情報に電話したら小波警報とのことで、これでワドル行きが確定。
4マイルを過ぎても風が無く、昨日と同じ状態。うっしっし。
小走りで波をチェックにいくと、あるある、大体昨日と同じサイズ。人は4人。で、猛ダッシュで着替えて崖を降りていった。
レフトのつながりは昨日よりも良い。今日は二日目のせいかみんなに見せたかったくらい調子が良かった。昨日失速してしまったところをグーフィーのアップスンで抜けられたり、ちょっと掘れたところではボトムターンを深くしてトップで板を返すことも出来た。
アウトにいた二人のサーファーのうちの一人は、オニールショップの兄ちゃんだった。次のセットで彼がグーフィーにいくのを見て私がレギュラーに乗っていくと、再びパドルアウトしたときに目で挨拶してきた。
一人のワドルってちょっと修行みたいなところがあって、知り合いがいると楽になれる。
今日は昨日キアヌリーブスがいたあたりの左側のリーフでセット待ちしていたのだが、ここは良く乗れるポイントだ。レフトとライトがほぼ同数乗れ、セットには一番早く対応できる。
いつも、2,3回タコって雰囲気を悪くしがちな私であるが、今日はテークオフのミスなし、セットでも刺さらず、おまけにグーフィーにもそこそこイケテル。レフトでは100mくらいのロングライドも決め、さらにレギュラーではじわーんと長くレールを使い深いボトムターンから一気にトップを狙いリッピングに近い動き(だいぶ分かってきた)が出来た。昨日ゆういちさんのターンを見てインスパイアされた動きだったが、昨日と比べるとライディングが良い分さらにきもちがいい。
明日からの仕事の準備があるため、9時半に上がって帰宅。一人でいったワドルクリークは、ちょっとだけ自分に自信を与えてくれた。
さて、お仕事がんばります。
[自己採点]オーシャン・ブリーズ♪♪イエーイ!! 90点
[10月9日(土)うーん、やはりカリフォルニア晴れは最高]
最後の日本出張から帰りほっとしたところで、今日の波が気になる。
日本では、仕事の引き継ぎ、挨拶、そして帰国後の家探しを3日間でやったので平均睡眠時間3時間でがんばったが、そのせいか飛行機の中では爆睡。
昨日日本を出るときに波ばかチェックしたら予報ではオーバーヘッド++になっていたし、さて?の書きこみでも北うねりが入っているカンジだった。今週は這ってでも行かねばならん!
家に向かう途中で、浜ちゃんに携帯で電話。家に帰るとメッセージが残っていて朝はオーバーヘッドでうっしっし、とのこと。
ベトナムラーメン食べてから、やはり時差ぼけもあり、自分で行くと17号で刺さりそうということもあり浜田先輩に迎えに来てもらい、サンタクルーズへ。
フックからチェック。あるある、南西からのうねりが入ってきてオーバーヘッドだー。やったー。
人数は多いけど、超上手い人は見当たらず、即効で着替えて入る。
なかなか行けそうで行けない波ではあったが、気合のせいか波の巡りが良く、うりゃー!と気合のドロップ。特に3人くらいでパドルしているといつもなら譲ってしまうところだがしつこくやって波が取れたのが結構気持ち良かった。
入ってしばらくはオーバーヘッドあったんだけど、だんだんサイズが下がってきてインサイドの小波まで手を出した。6’8のボードでちょうど良いカンジ。フックでは長めの板が有効のようです。
時差ぼけと眠気のせいか、足の裏がつりまくりだったが、時差ぼけ対策に有効な手段がついに見つかりました。リハビリを兼ねて1時間半程度つかって、セットを3本、小波は4,5本のれて充分楽しかったです。
ひでさんにも帰国の挨拶をして、ひでさんから、「日本に帰ってからも止めずに続けて下さい」と言われた。これで挨拶が出来ていないのはロングの鈴木さんだけかなー?
日本では、今までのように海まで1時間という環境では無くなるし、厳しい状態になるのは目に見えているが、Superbaby誕生に続く第二の試練としてがんばらないといけない。
先輩ありがとうございました、といったところで、家に遊びに来ていた女の子2人をつれてメキシコ料理屋で宴会。マルガリータのピッチャーを2杯いって、それはもう楽しかったです。
[自己採点]出張帰りのサーフィンは最高でした。81点
[10月10日(日)ビューティフル・サンデー]
今日は5時45分に浜ちゃんちに集合。
ゆういちさん、浜ちゃん、私の3人でプレジャーからチェック。
1stピークにぐわーん、と南西うねりが入っていてすぐに着替えて入った。
入ってすぐには、もしかしたらこれはかなり良いかも?と期待させるものがあったのだが、実際入ってみるとうねりがまとまらず、行けそうで行けないカンジだった。
ところが、インサイドで見ているとセットだけが割れるスポットを発見! アウトのサーファーはみんな僅差で行けないところを、1stピークの岩だなの上を使うとテークオフできるのだ。過去にも何度かお世話になった岩だなだが、今回は最初のセットからこの上にいたので、いきなり頭オーバーの波を取れた。ボードが落ちる感じは冬のセットみたいだが、実はこれは季節外れの南うねりなのだ。
何でも、昨日のサンタクルーズの地元の新聞の表紙は "Finally!" だったそうだ。いつもは遅くても9月までに届く南うねりが10月も終わりにきたのだから、このタイトルはうなずける。
サイズがあるおかげで、ちょっとたるめの波なのだが乗るとロングライドできる。ボトムで大きくターンするとトップもやはりいつもより高い!
技が無い私が、大波にはまったのは、やはりこのスピード感と高さの迫力だと思う。
はまちゃんはインサイドで小波待ち、ゆういちさんはアウトでセット待ち、私がその間の岩だなでまっている、という状態がしばらく続いた。
ゆういちさんが暇を持て余してインサイドにくるまでの間、なんだかんだと中波、小波を取り混ぜ乗れた。浜ちゃんと一緒に乗った小波も楽しかった。
結論から言うと、大きかったのは朝一だけだった。だんだん小さくなり潮が動き岩だなでも割れなくなってきたころ上がった。スーアに行こうと何度か考えたのだが、今日は引越しの準備もあり10時帰宅がMUSTだったので、品行方正な波ばかおやじ路線に切り替えたというわけだ。
いやー、良い週末だった。とこの日はこのメンバーでまたしても宴会やってしまって、しゃぶしゃぶアンドワイン、3人+@で6本ほどあけまして、先輩は記憶がぶっつり無かったようでした。
[自己採点]良いワインだった。あ、波? 仲間が最高なら何でもOKさ 81点
[10月17日(土)霧のち晴れ]
金曜日の晩にLAからひろさん夫妻とToshi夫妻が着てくれて、これまた同じくサーファーのゆみさんのお宅で宴会。皆さん私の送別サーフィンのためにわざわざ駆けつけてくれた、ということでもう感無量っす。SOSC(シリコンバレー・オジサン・サーフ・クラブ)の各メンバーも家族同伴であつまりそれはそれはBIGな宴会でした。
しかし、いつもなら酔いどれてしまうこのメンツながら、今日は浜ちゃんもひろさんもちょっと抑制が効いている感じ。12時に宴会をお開きにして、今日はでかいんじゃないかと5時50分にロスガトスに集合。
かなり時間をかけて発見したことなのだが、うちで風が吹いていないときで浜ちゃんちにちょっと暖か目の南風が入ったときはワドルでオフショアになる日がある。
そんな風が吹いていたので、私たちの頭の中は「ワドルで、ダブル」一色だった。
ワドルについて海をみると「わおー!」ビーチはクローズアウト一歩手前。セットは頭半。霧が濃く津軽海峡モード。遠藤さんのコメント「あ、俺パス!」。
LAの青く暖かい海でサーフィンしている面々には申し訳ないので、9ソーポイントで用を足しすぐプレジャーに移動する。
プレジャーはセットで肩、人数が多いのが玉に傷だったけれど、セットはいい感じじゃーん。
しばらくはみんなで波の奪い合い。ひろさんが今日は調子いいぞ!とばかりに大き目のセットを真中からテークオフ。すると、ロングおやじが前乗り。ひでえなー、ロングおやじ。
で、私にもやっと回ってきた。ピークからきわどいタイミングでテークオフすると1stと2ndの間くらいでまた前乗り。
いい加減にしろよ!うりゃー、とアップスーンで飛ばしていくと、親父もなかなか早い。なかなか追いつかないと思ったらプルアウトした。おりゃー!
でも、パドルで戻りながら思ったが、結構今の良い波だったし、長かった。カットバックされたらプッツン切れていたかも知れないけどね。
潮が入り始めて、面がぶよぶよになり始めて人数が減り始めた。相変わらずゆういちさんがカットバックでスプレーを飛ばしている、と思ったら面が柔らかくなったため「花びら半回転」とか言いながらこけていたのも印象的だ。
遠藤さん、ヤマケン、Toshiさんのロングチームも時折くる力のあるうねりに合わせてドロップしていった。遠藤おじさんのスタイリッシュなウォーキングの後のボトムターンも味があったね。
しばらくして、また波が入ってきた。この頃1stピークは人数10人以下。急に雰囲気がよくなる。みんなでまわし乗り。アウトでいいねー、いいねーの連呼。お、浜ちゃんの波、なーんてやっちゃった。肩サイズのファンウエーブ。良い仲間。準貸切。
浜ちゃんがローカルらしい波の読みでインサイドのおいしいところを全部乗っていく。まるで、ごちです!といっているようなプルアウト。そしてインサイドのチューブもメークしたとの事。さすがだ。
3時間はやってから、ふとスーアに見えるマーティーの姿をみて、スーアに移動した。
アウトにセットが入ると頭オーバーで結構炸裂しているではないか?
パドルして最初の一発が頭くらいで誰も行かなかったのでGO!ドロップはなかなかの迫力。ショルダーがない波でパンピングしちゃったけど、やはりここのドロップは好きだ。
ダンパーでたたきつけられもしたが、レギュラー3本、グーフィー1本とれたので、上がろうと思ったら、今度は、「ラスいち来ない」の法則。
やっと乗ってはー、と思ったら1stピークにセット・イン。欲張りおやじになっていたので追っかけていったけど、乗れなくって最後は小波ゲットして半回転で上がった。
みんなすでに上がっていたので、着替えてから”集合写真”を撮影。出来映えはどんなでしょう?
さて、帰ってから帰国の準備を始めました。12時までの宴会の翌朝5時起きで、更に3時間ちょっと波乗りやってからだから、結構厳しいすね。
浜ちゃんが途中で手伝いに来てくれた。コーヒーテーブル、電子レンジ台、本箱、ワインラックなどを運び出す。さっきまできれいになっていた部屋があっという間にごみの山。
いやー、引越しっていやっすねー。
6時から田舎やという飲み屋で送別会。浜ちゃんの里の中村と言うところに伝わる中村方式にならい、着いた者から時間になると飲み始める。
今日はビールのみ放題の日。みーんな、ピッチャーをぐびぐび行く。
最後にヤマケンが現れ、宴たけなわの頃、遠藤さんが突然ロングボードを持ってやってきた。一瞬何がなんだかわからなかったが、なんと、みんなからのプレゼントだった。
遠藤さんがプロデュースしているPacific Surf Craftの9’2のロングボード。クラシックシェープのシングルフィンで私も2本持っているピーターベンジャミンのシェープだ。
これでサーファー宴会でなかったら、感涙にむせぶところだったけど、おれたちやっぱサーファーじゃん。感涙は笑い飛ばしました。
ひろさんの、「日本にいってもつづけなよ」という言葉をありがたく頂戴いたしました。下手の横好き代表の私としては、上手くないけど、好き、というのを徹底するのも美学かな?と思ってしまいました。ロングはリハビリ用やターンの練習用に一枚ほしかったので大感激。おまけにカスタムシェープで名前も入ってるもんねー。
皆さん、ありがとうございました。35年間の今までにもらったプレゼントの中で一番うれしかった。
そしてこの日、ゆういちさんの奥さんのカルメンがお誕生日だったので、みんなで花を贈りました。やるねー、みんな。良い仲間だね。
[自己採点]みんなで楽しめたことを評価 88点
[10月17日(日)朝くもり後晴れ]
今日も5時50分に浜ちゃんちに集合、のはずだったんだけど、ボードをプレゼントされて興奮してしまい、夫婦で引越し準備を1時過ぎまでやってしまったのでちょっと寝坊。
慌ててゆういちさんに電話。お、あちらもちょっと遅れている。セーフ!
今日は時間も無くプレジャーに直行するも、サイズが下がってる。フックも見たけど、やはりプレジャーが良いと言う結論で着替えてGO!
20分に一度くらい肩くらいのセットが来て、後は腰胸+と言ったところなれど、人数が少ないのでみんなで乗りまくり。
乗ればそれなりに楽しいじゃん!唯一の得意技のアップスンで飛ばすだけ飛ばす。あ、カットバックもゆういちさんを見習ってちょっとイン側に落としてみたりした。雰囲気いいね。
今日は、僕の岩だなの上にガキ軍団がいなかったので、ここはみんなで占領。順番ねー、押さないでってな感じで、乗ってはパドル、乗ってはパドルの繰り返しで、小さい波ながら楽しかったねー。
上がってから、オニールでトリップ用カーラックとロング用のリーシュを買って、それからサンタクルーズ名物、ハムアンドチーズクロワッサンを41st Donutsという店でみんなで食べた。わたしたちの波乗りスタイルがLAの皆さんにも楽しんでいただけた様子?!でした。
楽しかった2日間の波乗り合宿の終わりは、「ベトナムラーメン」
LAまで帰るのにひろさんはハイネケンを2本もぐびぐびしてた。さすがだ。遠藤さんはビールで赤鬼、浜ちゃんは恐怖の食欲おやじ。
まるで、波ばか日誌のすべてが凝縮されたような楽しかった2日間だった。
波乗りを続けていれば、また会える。サーファーらしい挨拶をしてLAのみんなを送り出した。
[自己採点]小波ながら皆にチャンスが会ったから 82点